今年の春一番は高校球児の熱戦が続く”甲子園”から吹いてきてくれました。
我が長野県代表の長野商業高校が大活躍、初戦を突破して二回戦に進出しました。
延長の末、6−5で息詰まる接戦を制したナインは喜びいっぱいの笑顔でした。
「窮して変じ、変じて通ず」、どうしても成し遂げねばならないとことん絶対の窮地に
落ち込んだ時、その窮地、ピンチの真っ只中に腹を据え、真剣に対面すれば、
信じられないような不思議な力が、ファイトが自分を突き上げてくる。そして変身する。
変身して、より以上の縦横無尽の活躍ができる。
「とことん窮してみよ」、禅の修業中に弟子を鍛え上げるためによく使われる言葉なんです。
「窮して変ず」、普段のたゆまざる努力、練磨、人一倍の鍛錬があってのこと、やればできるということでしょうか。
長野商のナインが届けてくれた”明るい春の息吹”にわが心もぬるませ、寝ている我が能力はまだまだあるはずだ、
古い上着を脱ぎ捨てて”変身”といきたいものです。いよいよ春、新しい年度のスタートです。
|