良く晴れた午後、刈谷沢 神明宮において田植祭が執り行われました。

「田植祭とは」
牛の模型および置鞍、代掻き道具一式を轢き出し、神官を先に立て、青年から選ばれた御者が
この牛を轢く。手綱を取るのが太郎、万鍬(まんが)を握って代掻きの仕草をするのは次郎。
そのあと村人が境内の大広前庭において三回まわり、代掻き、田植祭を執行する。
見物している参詣者はこの牛をめがけて雪玉を投げる。これは田植時の水不足のないようにとの
祈願を意味しているという。この後、神前の供物が参詣者にほどこされて神事は終わる。(村誌 さかきた より)


村内外から大勢の参詣者が手に手に雪を持ち
牛やこれを轢く村人に五穀豊穣、家内安全を
願いつつ歓声をあげ、雪を投げていました。
春の訪れと共に、また忙しい一年が始まります。