トピックス56 やしょうま

立春も過ぎ、一か月遅れの涅槃会が3月13日に行われました。お釈迦様の入滅の日は2月15日ですが、信州は寒いので当碩水寺では3月に行われます。
毎年、朝早くから婦人会役員の皆さんが集まり、色とりどりのやしょうまを作ります。そして、午後総会、法要と続き後で茶話会を開き、みんなで出来上がったやしょうまを頂きました。
今回はやしょうまが出来上がる様子を載せました。

最初に米粉1キロにお湯を900ccを入れて丸く、薄くまとめて15分間ゆでます。

茹で上がった米粉はボウルにとり力をいれて捏ねます。とても熱いので軍手をはめて何回も捏ねます。これが一番大変かもしれません。

その捏ねた物に色粉で着色します。

細く伸ばしたり、丸くしたりと頭の中に金太郎さんの飴細工のごとくイメージしながら重ねていきます。

皆さんの頭の中には何が描かれているのでしょうか。出来上がりが心配でもあり、楽しみでもあります。

直径15センチほどの塊を少しづつ伸ばしていきます。何本もできました。

包丁ではくっついてしまうので木綿糸で切っていきます。

ご覧のようなきれいなやしょうまができました。これを仏さまにお供えして法要をしました。

総会において27年度の事業報告、会計報告をした後、新役員さんの紹介をしました。2年間、碩水寺の仏教婦人会活動に手を貸して下さることをお願いしました。