トピックス 74 令和2年 去年今年

 令和元年、12月31日大晦日、10時半ごろから境内を赤々とライトを灯して多くの参拝の皆様を迎える準備をして、住職たちの読経の元にお焚き上げが行 われて、この一年に上げられた檀信徒の皆様が持ち寄った様々な古い塔婆、古いお位牌、人形等が丁寧に焚き上げられまし た。

 11時半頃より大勢の老若男女が階段を上ってお参りに来ます。この日は細かい雪がさらさらと降っていましたが、いつもの年より暖かな気がしました。

 先ず本堂にお参りをして、それから鐘楼に上り鐘をつきます。 皆さんはついた後に手を合わせて祈ります。それぞれの祈りがこの鐘の音に流れて遠くまで響いてくれるような気がします。
 令和元年は日本中に災害の被害が広がり、多くの人たちが自宅で新年を迎えることができずにいます。その復興を願いそし て、明るい新年が訪れますよう祈らずにはいられません。 そして、火の回りに集まり温かい豚汁を頂いて冷たい体を温めていました。

 年々若い人たちの訪れが多くなってきましたが、今年もかわいい参拝者が寒い中にも 関わらず訪れてくれました。豚汁を食べるその可愛い姿に思わず皆の笑顔がこぼれました。